江戸幕府は、寛永期の伝馬100疋制と助馬制で東海道における人馬継立制度の確立を目指した。しかし、実際には宿々における伝馬数は規定数を満たさず、補充人馬を出役させる助馬村に対し、さらなる出役の追加を要請した。幕府は、宿と助馬村の一体化を誓詞提出で期待した。こうしたなかで、助馬村を定助村と呼称する変化がうまれ、ついで大助を成立させた。寛文期に一般化することが指摘されてきた定助・大助につき、さらなる検討を加え、通信使のような大規模通行が大助を必要としたこと、定助・大助の村々が困窮に至る要素を有していたことを明らかにし、幕府が元禄2年に至り、ようやく定助・大助の調査に乗り出したことを紹介した。departmental bulletin pape
愛知大学豊橋図書館が所蔵する「簡斎文庫」について、二つの側面からその価値を考察する。一つはコレクション形成者・旧蔵者でもある小倉簡斎の経歴・文化活動である。もう一つは図書と扁額などの関連資料の分析・評価である。それによって簡斎文庫のもつ高い学術的価値を確定するとともに、昭和初期から戦後期における財界人の漢学教養、ならびに漢学という素養の社会的機能・重要性を考察する手掛かりとする。departmental bulletin pape
Aichi University of Education: AUE Repository / 愛知教育大学学術情報リポジトリ
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