The Open University of Japan Repository / 放送大学機関リポジトリ
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    5787 research outputs found

    The space that E. Munch loved - Love and agony -

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    本研究は、様々な空間論を用いて、E. Munchの作品にアプローチする試みである。  E. Munch(1863-1944)は、80年の人生の大半を、「愛」「死」「不安」「病」に苛まれながら、そのテーマを描き続けることで自己を保ちつつ生き抜いた。この背景には、辛い家族史をベースに、多くの対人関係、時代背景が影響を及ぼしていた。  E. Munchの作品を「生きられる空間」、“der gelebte Raum”と捉え、絵とことば、治療空間、風景、描かれた空間と生活体験の視点から検討を行った結果、徳田(2009)がE. Munchは「自分自身に心理療法を行っていた」ことが、彼の芸術活動すべてを通して検証された。E. Munchは負の部分と真っ向から向き合い、その一部始終を表現し続けようとする真の「魂の画家」であったということができる。彼にとって、「生きられる空間」(Åsgårdstrand)と出会えたことが大きかったと思われる。Åsgårdstrandは、多くの作品に描かれていることからも、この地が彼にとっての安らぎの場、大切な空間であったともいえる。departmental bulletin pape

    The Impact of Japanese Pay Reform in the 1990s

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    本論文は1990年代の賃金制度改革の背景と特徴を論述するものである。賃金制度改革は人件費削減の必要性の結果である。これは経済不況、人口構造の状況、国際競争の高まりから生じた。賃金制度改革の主な特徴は年功的要素を減らし、成果的要素を増加させることであった。しかし、これらの変化はジョブ・トラックと職位により異なっていた。賃金制度改革は、組合による保護がなく、人口構成上の理由と経済的理由から供給過多になっていた管理職がターゲットになっていた。したがって限定的な面があり、1990年代の賃金制度改革は日本的賃金制度全体からみると決定的な変化には至らなかった。departmental bulletin pape

    Role of Teachers in alleviating Cultural Poverty : GNH begins in the Classroom

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    文化の保護と振興は、ブータン政府が策定した発展の哲学である国民総幸福(GNH:Gross National Happiness)の4つの柱の一つである。本稿の目的は、ブータン研究所(2009)が提唱した心理的幸福達成の領域における文化的価値とその実践(cultural values and practices of the psychological wellbeing domain)がブータン小学校教室の授業では、どのように関連付けられているか明らかにすることである。本稿は「文化的貧困」の撲滅(alleviating cultural poverty)において教師が果たす役割を明らかにした研究を事例として紹介する。  ここでは民族誌学的方法を用いる。小学校教室での指導における教師と生徒とのやりとり、特にいくつかの文化基盤の理解を促進する際に教師が果たす役割についての観察を含んでいる。さらにこれらの観察は綿密なインタビューにより補完された。  小さな組織としての教室における文化的価値とその育成を目指す実践から得られた成果は、より大きな組織や社会における展望と課題を提示するであろう。departmental bulletin pape

    Human-Centered Design of the Service Activity

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    人間中心設計は、従来、第二次産業である製造業を主たる対象領域として活動を行っており、具体的には、製品やシステムを使いやすく分かりやすくし、ユーザの満足感を高めることを企図してきた。しかし、近年、ISO9241-210におけるように、第三次産業であるサービスについても対象として重視するようになってきた。その理由は、製造業においても製品に関する問い合わせサービスなどのサービス活動が含まれており、トータルとして顧客の満足を獲得することが重視されるようになってきたことがあり、それと同時に、第三次産業として括られているサービス産業においても当然のことながらサービス活動が重要だからである。ただし、本稿では、サービス活動が各産業分類において見られることから三種類の産業分類を採用しなかった。また、明確な定義を行っていないISOの規格からも離れてサービスの人間中心設計を独自のスタンスで検討した。その中で、製品とサービスを対象とした経験工学の立場を明示し、その視点からサービス活動の評価の枠組みを構築する試みについて紹介した。departmental bulletin pape

    Formation process of the modern traffic system in harbor city Nagasaki

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    本稿の目的は、我が国における工業化の始点となった明治期の状況を、当該期における代表的な港湾都市であった長崎を事例にして、工業化の基盤となる交通網の整備状況を中心に明らかにしようとするものである。  長崎は、近世の鎖国下の特権的海外貿易港としての地位は失ったものの、明治初期において近代的交通機関の代表的存在であった汽船の国内外の民間定期航路の拠点となっていった。  明治中期、鉄道時代が九州にも到来すると、陸軍の拠点である熊本と、海軍の拠点である佐世保との鉄路での直結を唱えて、長崎・佐世保間の鉄道計画も九州鉄道会社の一路線として組み込まれた。しかし、技術的、資金的な困難さから不採算路線として着工は遅延を重ねたが、日清戦争時に着工され、国内総動員態勢の本格的戦闘となった日露戦争時には、長崎港と長崎線は、軍事輸送における鉄道と船舶輸送の連結に大きな役割を果たした。  このように、当該期の長崎における近代交通網の形成は海上、陸上共に民間企業によってなされていた。これは当該期における我が国では一般的であったし、さらにこのような形態での交通網の形成は欧米においても一般的な現象であった。しかしながら、汽船事業、鉄道事業共に民間企業と言いながら国(政府)の補助金など政府が関与する部分も大きく、特に長崎線の敷設においては当該期日本の国家政策や軍事的要因が大きな影響を与えていた。departmental bulletin pape

    Intellectual Property Management regarding Publication of Online Courses

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    大学講義をネット公開する流れは、マサチューセッツ工科大学(MIT)のオープンコースウェア(OCW)から大規模公開オンラインコース(MOOC)へ移行している。そこには、オンライン講義の公開に関する課題がある。第一は、MOOC では明確ではないものの、OCWではクリエイティブ・コモンズ(CC)ライセンスによっている点である。第一の課題は、CCライセンスは米国の著作権制度に準拠するものであり、わが国の法的・倫理的な対応とはいえない。第二は、著作物のOCW等は登録商標でもあり、そしてOCW等の公開の仕組みは特許権の関与も想定される点である。第二の課題は、著作権管理のみでなく、総合的な知的財産権管理が求められてくる。それら課題を解決するためには、わが国の社会制度との関係が明らかにされなければならない。それは、「著作権と関連権」の保護と制限、商標権と特許権も含み、倫理の対応へ及ぶものになる。本稿は、オンライン講義の公開に関する「著作権と関連権」とcopyrightとの相互関係ならびに産業財産権および倫理に関する総合的な知的財産権管理について明らかにする。Online publication of university lectures has been shifting from using the Massachusetts Institute of Technologys OpenCourseWare (MIT OCW) to Massive Open Online Courses (MOOC). This trend highlights some of the problems surrounding the publication of online courses. First of all, the lectures provided through OCW are published under Creative Commons (CC) license, while MOOC has no clear standard. This gives rise to a first problem which is that the CC license only complies with the copyright law system of the United States, which is not necessarily in conformity with Japans legal and/or ethical standard. The second issue is the nature of OCW, which is also a registered trademark and has a publication structure with a potential for the involvement of patent rights. This highlights the need for an appropriate management of patent rights, as well as overall control of property rights. In solving these issues, these rights should be explained in terms of their relationship with our nations social system. Such discussion should include the protection and restriction on "copyright and related rights", as well as trademark rights and patent rights, and should be further extended to the issues concerning their ethical handling. This paper clarifies the relationship between the copyright and "copyright and related rights" concerning the publication of online courses.. It also sheds light on the overall management of intellectual property rights concerning industrial property rights and ethics.journal articl

    Issues of Conflict between Intellectual Property and Right to Know

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    journal articl

    A Survey on Physique and Physique Recognition of Female College Athletes using Body Composition Calculation System

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    本研究では,アンケートと体組成計算システムを活用して,競技スポーツをしている女子大生の体型および体型認識の関係を調査した。アンケートでは選手および女性の両方の視点から自己の体型認識について調査した。体組成計算システムでは身体測定などの個人情報(名前,性別,年齢のほか,身長や体重,ヒップやウエストなど身体測定の数値)を基にして,基礎代謝量,エネルギー所要量や体組成[BMI(Body Mass Index),体脂肪率やWHR(Waist-Hip Ratio)]など体型評価を算出した。アンケートによる集計結果と体組成計算システムによる算出結果を検討した結果,競技スポーツをしている女子大生の体型と体型認識には大きな乖離があることが判明した。すなわち,選手および女性のどちらの観点においても,体重を減少することで理想的な体型を得ると誤認識していることである。In this paper, totaling result of some questionnaires and body composition calculation system had been utilized to examine the relation of the physique and the recognition of it in female college athletes. On the basis of input private information, items such as basal metabolic rate, energy requirement and body composition [i.e. body mass index( BMI), percent body fat( %Fat) and waist-hip ratio( WHR), etc.] had been obtained by utilizing the body composition calculation system. As a result of verifying between calculation results by our body composition calculation system utilization and totaling results according to the questionnaire, it was possible to reveal some remarkable conclusions. That is to say, it is misrecognition to obtain the ideal physique by taking off weight, in which viewpoint of female college athletes and women.departmental bulletin pape

    Archiving of educational films produced by the Open University ─ From the special lecture series, "HUMAN: A quest for the origin of humanity" ─

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    2011年度放送大学学長裁量経費による研究助成を得て、放送大学に保管されている放送大学特別講義『HUMAN:人間・その起源を探る』の一部素材映像のアーカイブ化を行った。一連の作品は、撮り下ろし現地取材に基づく単発のシリーズとしては、放送大学のみならず、日本におけるこれまでで最大の教育用人類学映像教材作成プロジェクトであった。未編集のものを含む当該講義取材資料のうち約40%に当たる部分のアーカイブ化を行うとともに、当時現地取材や映像資料の作成に関わった放送大学関係者と自らの調査地に取材チームを案内した研究者らを中心に聞き取り調査を行った。「ヒューマン」シリーズ撮影から、既に15年以上が経過しているが、狩猟採集民、牧畜民、焼畑農耕民など、アフリカ各地の「自然に強く依存して生きる人びと」に焦点を当てた番組の取材対象地域では、取材後も撮影に関わった研究者自身やその次世代、次次世代におよぶ若手研究者が継続的に研究活動を行っている。これらの研究者との議論を踏まえれば、「ヒューマン」シリーズのラッシュ・フィルムの学術資料としての価値は、以下にまとめられる。(1)現代アフリカ社会、とくに生態人類学が主たる対象としてきた「自然に強く依存」した社会の貨幣経済化やグローバリゼーションへの対応を映像資料から考察するための格好の資料であること。(2)同時に、ラッシュ・フィルムは研究者だけでなく、被写体となった人びとやその属する地域社会にとっても大変意味あるものであり、方法になお検討が必要であるものの対象社会への還元には様々な可能性があること。(3)映像資料にメタデータを付加することにより、調査地を共有しない研究者を含む、より広範な利用者が活用できる教育研究のためのアーカイブ・データになりうること。本事例は、放送教材作成の取材過程で生まれた学術価値の高い映像一次資料は、適切な方法でアーカイブ化されることにより、さらなる教育研究上の価値を生み出しうることを示している。このような実践は、放送大学に蓄積された映像資料の活性を高めるだけでなく、例えば新たな放送教材作成への資料の再活用を通じて、教育研究と映像教材作成の間により再帰的な知的生産のループを生み出すことに貢献することが期待される。departmental bulletin pape

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