Reitaku University Academic Repository / 麗澤大学学術リポジトリ
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物語ナラティブにおけるタイ語の関係節の使用—「thîi 関係節」「sʉ̂ ŋ 関係節」「裸の関係節」各関係節の使われ方を中心に—
本研究は、物語ナラティブにおいて、タイ語の関係節がどのように使用されているかを明らかにするため、タイ語の物語で使用された関係節を収集し、構造的および機能的に調査した。高橋(2011)による、「thîi 関係節」「sʉ̂ŋ 関係節」「裸の関係節」という3 つの関係節化形式の分類で分析した結果、タイ語の関係節は、各形式の統語的パターン、および使用される機能の傾向がわかった。「sʉ̂ŋ 関係節」と「裸の関係節」は主名詞が修飾節の主語という決まったパターンで使用されていたが、それに対して、「thîi 関係節」は修飾節の中で主名詞の統語上の位置は様々なパターンでもっとも生産的に用いられ、そして、「限定的用法」も「非限定的用法」もあり、益岡(1995)が指摘する、修飾節と主節の意味的な関係の用法もみられた
「一人っ子政策」と中国人の出産・育児観の変化―中国広東省を事例に―
「一人っ子政策」の廃止後、中国が出生率を回復できるかどうかに注目が集まっている。本稿では、広東省においてインタビュー調査を実施することから、「一人っ子政策」廃止直後の若年女性の出産・育児に関する価値観を探った。中国都市部の独身女性が伝統・規範に反発し、自己主張・自己実現を望むという点は、先進諸国で生じた「第2 の人口転換」の特徴に類似している。しかし、同時に「80・90 后世代」(1980-90 年代生まれ)の女性の第2 子出産意欲の高さや親世代からの育児援助に対するジレンマが顕著になりつつあり、専業主婦志向という逆向現象も起こっている。この中国人の出産・育児に対する意識は、強力な人口政策の影響だけでなく、複数の社会的要因と連動している。本研究は、今後の中国人の出生行動を予測するとともに、世界的な人口動向の中に中国を位置付けるという試みである