13343 research outputs found
Sort by
A case study of partial response after anti- EGFR antibody treatment in a patient with systemic chemotherapy-resistant Virchow metastases of colon cancer
36歳, 女性.紹介医にてS状結腸癌,卵巣転移(破裂)に対し,S状結腸切除術, 卵巣切除が行われた.術後,mFOLFOX6,FOLFIRIを順に施行,25か月後に傍大動脈リンパ節再発を生じ,抗VEGF抗体+FOLFIRIが行われた.転移リンパ節は約1年間,径1cmに維持されたが,化学療法の副作用によるQOLの低下から継続が困難となり当科紹介となった.再発巣が長期間,傍大動脈リンパ節のみであったため,開腹術を施行したが,傍大動脈リンパ節の他に骨盤内での腹膜播種(P2)も認めたため,傍大動脈リンパ節郭清,腹膜播種巣切除,HIPECを施行した.術後はLV/5FU療法を行ったが,術後10ヶ月で径3cmのVirchowリンパ節再発を認めたため,抗EGFR抗体療法を施行した.6回終了後,腫瘍マーカーは正常化し,腫瘍径は0.8cmと縮小した.その後も新病変の出現も無く外来化学療法を継続している
Reading Practices of Young Readers in the Meiji era : An analysis of Marginalia in Youths’ Magazines
本論文の目的は,少年雑誌に残された書き入れから,明治期の雑誌と青少年の読書の実態を検討
することにある.明治期の少年・少女雑誌と読者については,これまで投稿欄の分析を中心に多く
の研究が蓄積されてきたが,本稿では雑誌から読み取れる読書のあり方を相対化し,個々の読書実
践についてより具体的に明らかにするべく,雑誌本体に残された書き入れを用いた.国文学研究資
料館・東京大学大学院法学政治学研究科附属近代日本法政史料センター明治新聞雑誌文庫・大阪府
立中央図書館国際児童文学館で調査を行った結果,感想や批評など,多様な読書反応の記録が浮か
び上がった
『北庄四ツ割図』の解読
福井城は本丸を中心に二ノ丸や三ノ丸の郭が同心円状に配され、その間に五重の堀が廻る環郭式の縄張をもっている。武家地は三重目の堀の外側に配され、それらを取り囲むように町人地は、城下の西方から北方にかけての周縁部および橋南の北陸街道沿いにみられる。町人地の中心は、足羽川に架かる九十九橋の北詰から北進す
る北陸街道が東に折れる清源寺町から松本町までの城下西部で、それに直交し郭内へ向う10 筋の通り沿いにも町人地が集中している。これまで福井城下の町人地に関しては、玉置伸俉・押谷茂敏氏の「『御城下四ツ割之図』からみた福井藩町方屋敷地について」がみられる程度である。また、現存する城下絵図の多くは、城郭内や武家地は屋敷割や居住者名、敷地の寸法まで詳細に記されているが、町屋敷に関してはこれらの記載はまったくみられない。その中で唯一、町人地の様相がわかるのが、現在『松平文庫』に所蔵されている史料1『北庄四ツ割図』(以下、『四ツ割図』)である。本研究は史料1 を用いて、城下西部の町人地における町割や屋敷割および町屋敷の規模を解読し、福井城下における江戸初期の町人地の形態を考察する。本稿はその第1 報として、『四ツ割図』を紹介し、図に示されている町割と屋敷割を書き起こすとともに、各町屋敷の居住者名、表間口と奥行の間数および坪数を提示する