SIKOR - Sapporo Medical University Information and Knowledge Repository / 札幌医科大学学術機関リポジトリ
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    8531 research outputs found

    Fusion with type 2 macrophages induces melanoma cell heterogeneity that potentiates immunological escape from cytotoxic T lymphocytes

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    研究論文紹介腫瘍微小環境において,正常細胞と腫瘍細胞とのハイブリッド細胞を生み出す細胞融合という現象が注目されている.本研究では,マクロファージとメラノーマの細胞融合が,免疫逃避を促進するか検証した.In vitro において,ハイブリッド細胞は細胞傷害性T 細胞に対する感受性が低下し,親細胞に比べて生存率が高かった.メラノーマ患者のシングルセルRNA シーケンシングデータの解析から,ハイブリッド細胞の頻度は,免疫チェックポイント阻害薬の抵抗性と関連していた.以上より,細胞融合が免疫逃避に働く可能性が示唆された.othe

    結石付着により短期間に尿管ステント抜去困難となった2例

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    当院にて短期間に尿管ステント抜去困難となった症例を2例経験したため報告する。 1症例目は80歳代女性、X-1年11 月10日に結石性腎盂腎炎にてA病院を受診した。CTにて腎盂尿管移行部にφ12×4 mmの結石を認め、左尿管ステントを留置した上でタゾバクタムピペラシリン水和物(TAZ/PIPC)にて加療を開始した。X年2月7日A病院にて左尿管ステントを交換したのち、当院紹介となり同年4月13日に経尿道的尿路結石破砕術(transurethral lithotripsy:TUL)を予定した。その際に旧尿管ステントは石灰化のため抜去できず、セカンドステントを留置して終了した。同年5月15日に経皮的経尿道的同時破砕術(endoscopic combined intrarenal surgery:ECIRS)を行ったが旧ステントはいずれも抜去困難な状態であり、砕石を進めることで最終的に抜去可能となった。 2症例目は40歳代男性、Y年3月31日に結石性腎盂腎炎にて当院受診した。CTにて右上部尿管に15mmの結石を認め、右尿管ステントを留置した上でセフェピム塩酸塩水和物(CFPM)により加療を開始した。同年4月27日にTULを施行。その際はじめは旧尿管ステントは抜去できなかったが、結石をレーザーで半分程度破砕したところで抜去可能となった。いずれの症例も尿管ステント留置から30日前後で抜去困難となった。尿管ステント抜去困難となるリスクの高い症例では、ステント交換時期の検討や可及的速やかに砕石手術を念頭に置く必要がある。journal articl

    編集後記

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    Genomic analysis of an aggressive hepatic leiomyosarcoma case following treatment for hepatocellular carcinoma

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    A 70-year-old man undergoing treatment for immunoglobulin G4-related disease developed a liver mass on computed tomography during routine imaging examination. The tumor was located in the hepatic S1/4 region, was 38 mm in size, and showed arterial enhancement on dynamic contrast-enhanced computed tomography. We performed a liver biopsy and diagnosed moderately differentiated hepatocellular carcinoma. The patient underwent proton beam therapy. The tumor remained unchanged but enlarged after 4 years. The patient was diagnosed with hepatocellular carcinoma recurrence and received hepatic arterial chemoembolization. However, 1 year later, the patient developed jaundice, and the liver tumor grew in size. Unfortunately, the patient passed away. Autopsy revealed that the tumor consisted of spindle-shaped cells exhibiting nuclear atypia and a fission pattern and tested positive for α-smooth muscle actin and vimentin. No hepatocellular carcinoma components were observed, and the patient was pathologically diagnosed with hepatic leiomyosarcoma. Next-generation sequencing revealed somatic mutations in CACNA2D4, CTNNB1, DOCK5, IPO8, MTMR1, PABPC5, SEMA6D, and ZFP36L1. Based on the genetic mutation, sarcomatoid hepatocarcinoma was the most likely pathogenesis in this case. This mutation is indicative of the transition from sarcomatoid hepatocarcinoma to hepatic leiomyosarcoma.journal articl

    胸部外科医そして研究者としての歩み、そして次世代を担う君たちに贈る言葉

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    最終講義では、以下の項目などに関して講演いたします。 1)外科医としての歩み~外科医から胸部外科医そして呼吸器外科医へ 私は1985 年札幌医科大学医学部を卒業後、すぐに第二外科に所属しました。当初、手術の助手、心臓カテーテル検査・治療の施行者、2年目3年目には虫垂炎、胆嚢摘出、胃全摘などの腹部外科を修練しました。4年目から15年目までは末梢血管外科、食道外科、心臓血管外科を含む胸部外科を経験し、大学に復帰後呼吸器外科に打ち込むようになりました。 2)呼吸器外科医としての歩み ~開胸から胸腔鏡そしてロボット支援手術へ 当初呼吸器外科手術は開胸で施行されていました。その後、胸筋温存手術、胸腔鏡手術そしてロボット手術へ移行していきます。現在では原発性肺癌に対する切除術は、その90%以上を胸腔鏡下ないしはロボット支援下に施行可能となっています。当初、リンパ節郭清の精度、術中出血時の対処が困難なこと、習熟に時間を要するなどが問題となっていました。しかし、手技開発、器具の向上などにより低侵襲の利点を生かしつつ開胸手術を凌駕する成績を残すことが可能になりました。 3)研究者としての歩み~博士号研究から臨床研究そして基礎研究へ 博士号基礎研究では犬を用いた肺実験で、移植に関する虚血・再灌流傷害の原因、抑制法の研究、急性期拒絶反応の抑制法の研究をしてきました。また、臨床研究ではIP 合併肺癌、肺脈管解剖の研究、基礎的研究では、新規肺癌分子標的薬、肺癌免疫チェックポイント阻害療法の新規ターゲットないしはバイオマーカーの同定等行っています。 4)次世代の医療人を担う君たちへ まず、第一に「Dx に乗り遅れるな」との提言をいたします。ANI(Artificial Narrow Intelligence)から現在のAGI(Artificial General Intelligence)、さらにASI(Artificial Super Intelligence)へ進化して、これからは依頼あるいは委託可能な労務が減少し、創造的な作業や複雑な判断を必要とする仕事、即ちDirector、Planner、Creator 等しか生き残れない時代が近未来にやってくることが予想されます。第二に広く、深く世の中を知ることです。効率優先主義が蔓延った世の中となっていますが、先行投資に繋がる無駄もあることを肝に銘じるべきです。最後には、ヒトを知ることです。人間力を磨きヒトの心に入り込める医療人を目指すことを切望しています。夢と希望を持って大きな目的に向かって飛躍して下さい。departmental bulletin pape

    癌への魔法の弾丸を求めて―見果てぬ夢を追って

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    魔法の弾丸とは、1900年にエールリヒが提唱した概念であり、特異的に微生物を標的とする方法です。エールリヒは病気を引き起こす微生物を殺すことができる魔法の弾丸が存在すると信じ、梅毒の治療薬であるサルバルサンを開発しました。私は、1983 年に卒業し、放射線治療医となり、現在まで40年以上、放射線治療医として働いています。私が卒業した当時の放射線治療は、治療技術が低く、治せる癌は少なく、副作用も頻回に起き、重い副作用もおこりました。その当時の私は、放射線治療を受けても癌が治らず亡くなっていく患者を担当する度、放射線治療が魔法の弾丸のように働いて、癌を直すことができるようにならないかと夢見たものでした。この40 年間で、放射線治療技術は著明に進歩しました。画像誘導放射線治療の開発により、癌組織に、1~3ミリの誤差で、正確にX線を照射することが可能になり、また、強度変調放射線治療の導入により、X線を集中して癌に照射できるようになり、癌の治癒率の向上や、副作用の著明な減少が実現しています。限局した癌では、放射線治療は、まさに魔法の弾丸のように、癌を治すことができるになってきています。しかし、進行癌では、放射線治療でX線を照射した部位が治癒しても、その後、高率に転移が発生します。放射線治療は局所療法で、遠隔転移の発生を予防することには無力と考えられてきました。進行癌の放射線治療には、放射線治療した部位以外にも効果がある、X線以外の魔法の弾丸が必要です。以前より、放射線治療にはアブスコパル効果の存在が知られていました。アブスコパル効果とは、癌組織に放射線治療を行うと、放射線が照射されていない遠方にある癌も縮小することです。放射線照射で活性化された細胞傷害性Tリンパ細胞が放射線照射外にある癌細胞を探し出して殺してしまうためと考えられています。残念ながら、このアブスコパル効果は稀にしか起こりません。ところが、2010年代後半のチェックポイント阻害剤の出現が、この状況を一変しました。 放射線治療とチェックポイント阻害剤の併用で、アブスコパル効果を増大させることが可能になりました。放射線治療とチェックポイント阻害剤は、肺癌の化学放射線治療で応用され、進行肺癌の治療成績の改善に大きく寄与しています。このように、放射線治療で活性化されたTリンパ球が、魔法の弾丸になり、照射していない癌にも、放射線治療は効果を発揮できるようになって来たのです。これらの放射線治療の進歩について、述べたいと思います。departmental bulletin pape

    巻頭言

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    2023年 医療安全管理室業務活動報告

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    TGF-β effects on adipogenesis of 3T3-L1 cells differ in 2D and 3D cell culture conditions

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    The TGF-β superfamily plays a pivotal role in the regulation of adipogenesis, but little is known about the potential differential role of the three isoforms of TGF-β, TGF-β-1~3. To further elucidate their role, two-dimensionally (2D) and three-dimensionally (3D) cultured 3T3-L1 mouse preadipocytes were subjected to the following analyses: (a) qPCR analysis of adipogenesis-related factors and major extracellular matrix protein (2D and /or 3D), (b) lipid staining by Oil Red O (2D) or BODIPY (3D), (c) Seahorse cellular metabolic measurement (2D), and (d) size and stiffness measurements of 3D 3T3-L1 spheroids. In the 2D cultured 3T3-L1 cells, mRNA expression levels of adipogenesis-related genes and Oil Red O lipid staining intensity were significantly increased by adipogenesis and they were substantially decreased following treatment with 0.1 nm TGF-β isoforms, with TGF-β2 having the greater effects. Consistent with these results, treatment with TGF-β2 resulted in suppression of mitochondrial and glycolytic functions in 2D cultured 3T3-L1 cells. However, the inhibitory effect of TGF-β on adipogenesis decreased under 3D spheroid culture conditions and TGF-β isoforms did not affect adipogenesis-induced (a) enlargement and downsizing of 3T3-L1 spheroids, (b) increase in BODIPY lipid staining intensity, and (c) up-regulation of the mRNA expression of adipogenesis-related genes. The findings presented herein suggest that the three TGF-β isoforms have different suppressive effects on adipogenesis-related cellular properties of 2D cultured 3T3-L1 cells and that their effects decrease under 3D spheroid culture conditions.journal articl

    Ⅲ度労作性熱中症による多臓器不全に対し早期に血液浄化療法を実施し良好な転帰を得た一例

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    Ⅲ度労作性熱中症は重篤な多臓器不全を来すことがある.症例は30歳代男性,市民マラソン大会に参加中意識障害を呈し当院へ救急搬送された.来院時膀胱温度42.5℃の高体温と高度意識障害,急性腎不全を呈しており,積極的体温冷却法と人工呼吸管理を実施したが,第2病日に播種性血管内凝固症候群(DIC),第3病日に急性肝不全を合併した.同日から血漿交換および持続血液濾過透析を開始し第6病日に人工呼吸管理離脱,抜管が得られた.多臓器不全を合併したⅢ度労作性熱中症では血液浄化療法などの集学的な集中治療の早期導入が不可欠と考える.technical repor

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