Mukogawa Women’s University Repository / 武庫川女子大学リポジトリ
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    Investigation of novel candidate preservatives for ophthalmic solutions in place of benzalkonium chloride

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    武庫川女子大学博士(薬学)多く医療用点眼剤には保存剤が配合されており、中でもベンザルコニウム塩化物(BAC)は高い安定性や幅広い抗菌効力等の特性から最も汎用される保存剤である。一方で、BACには角膜上皮障害等の毒性情報が存在しており、慢性点眼が必要な眼疾患では角膜障害リスクの上昇が懸念される。そこで本研究では、BACよりも安全性が高く、同等以上の抗菌効力を有する新たな保存剤候補を探索し、プロパン-1,3-ジオール(PD)及び1,3-ジデシ-2-メチルイミダゾリウム塩化物(DiMI)について保存剤としての可能性を評価した。 1) PDの保存効力試験の結果、リン酸緩衝液中において0.12%以上を配合することで強い抗菌効力を示した。保存剤としても使用される構造異性体のプロパン-1,2-ジオール(PG)と比較した場合、PDの抗菌効力はPGよりも数倍高かった。両者の安全性は同等にも関わらず、抗菌効力では差が認められた。加えて、ラットにおけるPDの安全性(LD50値:15.6 g/kg)はBAC(LD50値:0.24 g/kg)よりも高いため、BACに代わる保存剤として有用であると考えられた。 2) DiMIは医薬品、食品等で保存剤としての使用実績がなく、物理化学的性質や安全性に関する情報がほとんどないため、本研究でこれらを評価した。物理化学的性質では、DiMIは点眼剤の保存剤として、十分な溶解度と熱及び光に対する安定性を示し、点眼剤で配合される主な添加物とほとんど相互作用しないことが明らかになった。また、保存効力試験においてDiMIはBACよりも強い抗菌効力を有していることが示された。加えて、in-vitro細胞毒性試験ではDiMIとBACの安全性は同等であった。DiMIはBACより低濃度の配合で抗菌効力を発揮できるため、保存剤としてDiMIを使用することで点眼剤の安全性を向上させることが予想された。以上のことから、DiMIはBACに代わる点眼剤の保存剤として有用であると考えられた。 上記のように、PDとDiMIにおけるBACに代わる保存剤としての可能性が示された。現在の新規保存剤開発では4級アンモニウムを含有する陽イオン界面活性剤が新規保存剤候補として選定・評価される風潮があり、それ以外の構造を持つ化合物での保存剤開発は鈍化していると考えられる。そのため、本研究が端緒を開き、4級アンモニウム含有化合物以外にも対象を広げた保存剤開発のさらなる発展が期待される。doctoral thesi

    A Consideration of Nursing Education from the Perspective of Moral Education: Involvement with Nursing Students Using Self-reflection Notes

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    看護職として、職場や地域で活躍するうえで必要となる能力には、基礎学力・専門知識、社会人基礎力があり、その根底にあるのは人間性・道徳性である。本稿では、道徳的視点が学生自身の成長にどのような効果があるかを検証するために中学校学習指導要領の「特別の教科 道徳編」において、四つの視点から示される道徳教育の内容、専門職業人としての知識・技術の視点を入れた自己内省ノートを開発し、臨床的実践を通して、人間的成長と自分の目指す良い看護師になるための意識付けへの可能性と課題を探った。 自己内省ノートの記録と面談より、日々を振り返り自己内省ノートに書き記す事は、その時の自分の思いや感情が可視化され、後日見返す事でその時の自分を客観的に見つめ、具体的な振り返りの指針となっていることが確認できた。何気なく過ごす日々の中に多くの学びがあり、自らの将来像や関心のある看護師像・人物像への想いを表現でき、将来の目標がより具体化されていた。そして、研究対象者が看護職として人生を歩もうとする自分の成長を感じることができ、具体的な振り返りの指針となっていた。また、学生と教員が同じ視点で振り返りができることは、学生と共通認識をもって教育ができる点でも有効であったといえる。道徳的な視点を意識した振り返りは、具体的なリフレクションの指針として今後の看護教育に活用できると示唆された。The abilities needed to be active in the nursing profession, in the workplace and in the community include basic academic skills, specialized knowledge, and basic skills for working adults, and underlying these are humanity and morality. In this paper, in order to verify what effect a moral perspective has on the students' own growth, we developed a“self reflection notebook”that includes the contents of moral education presented from four perspectives in the“Special Subjects of Moral Education”of the Courses of Study at junior high school, and the perspective of knowledge and skills as a professional, and through clinical practice, we developed a human through clinical practice, we explored the possibilities and challenges of developing human growth and awareness in order to become the good nurses we aspire to be. From the interviews and the recordings in the“self-reflection notebook”, it was confirmed that reflecting on one’s daily life and writing in the“self-reflection notebook”helped visualize one’s thoughts and feelings at that time, and by looking back at it later, one could look at oneself objectively at that time and use it as a specific guideline for reflection. They were able to express their thoughts and feelings toward their own future vision and the image of the nurse and person they were interested in, and their future goals became more concrete. And the research subjects were able to sense their own growth as they attempted to move forward in life as nurses, which served as a concrete guideline for their reflections. The ability for students and faculty to reflect from the same perspective was also effective in that it enabled education based on a common understanding with the students. It was suggested that reflection from a moral perspective can be used as a guideline for specific reflection in future nursing education.departmental bulletin pape

    明治三十一~三十二年 亡命韓国人李斗?(雪岳)の信州旅行と詩作・交流―中信・南信編(上)

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    Seminar Selection by Students in the Department of Education

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    本研究は,教育演習(ゼミ)の配属先が決定した教員養成系の学部3 回生を対象に,どのような理由でゼミを選択したのか,また,希望進路によってその理由に違いはあるのか等を明らかにし,ゼミ配属のプロセスの改善に役立てることを目的とした。Google Forms を利用したアンケート調査を行った結果,ゼミ選択の理由として,「ゼミの分野や先生の研究テーマに興味・関心があるから」「先生の人柄が自分に合っていると思うから」といったゼミ担当教員の専門的な特性や人柄を重視する学生が多いことが明らかとなった。一方,「卒業論文を書かなくてもよいから」「楽(らく)そうだから」といった消極的な理由でゼミを選択した学生は少数であった。また,ゼミ配属のプロセスに対する意見・感想の自由記述を分析した結果,Google Forms の利用に対しては好意的な意見が寄せられた一方で,抽選の手続きに対しては不満の声があることも示唆された。departmental bulletin pape

    Studies on anti-influenza virus action and active ingredients of Citrullus lanatus var. citroides

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    武庫川女子大学博士(食物栄養学)[研究背景] Orthomyxoviridae科に属するインフルエンザウイルスは、エンベロープを有する一本鎖マイナス鎖 RNA ウイルスである。インフルエンザウイルスは、ウイルスタンパク質の抗原変異により長期的な流行を引き起こし、ウイルスに対する免疫感受性、薬剤感受性に変化をもたらすことで新興および再興感染症を引き起こす。また、種々のタンパク質や遺伝子で構成されており、ウイルスを構成するタンパク質の抗原性の違いによってA型、B型、C型、D型に分類される。主にA型とB型が世界的流行を引き起こし、過去には1918年のスペイン風邪を筆頭に、アジア風邪・香港風邪など数年~数十年単位で世界的流行を引き起こしている。現在、インフルエンザに対する対処法として予防にはワクチン、治療には抗ウイルス薬が汎用されているが、既存の対処法にも副作用や薬剤耐性株の出現など問題点を有する。その問題点を改善しうる代替法として身近な食品が注目されている。食品抽出物の生体への様々な生理機能性が知られており、インフルエンザウイルスを含むRNAウイルスの増殖を阻害する報告がある。さらに、食品に含まれるポリフェノール、フラボノイドなどのファイトケミカル(Phytochemical)は、その増殖阻害の作用点は様々であり、我々の身近にある食品は既存の予防・治療法に代わる新しい抗ウイルス戦略につながると考える。本研究では、新たな抗ウイルス戦略につながる食品としてウリ科食品(カラハリスイカ)を研究テーマとして、インフルエンザウイルスに対する有効性や機能性成分に関して検討する事とした。 [第1章] ウリ科の植物抽出物のスクリーニングにより、強い抗ウイルス活性を有するウリ科食品を見出した。カラハリ砂漠を原産とするCitrullus lanatus var. citroides (Wild watermelon juice, 以下WWMJ) は、MDCK細胞におけるインフルエンザウイルスの増殖を強く阻害することが判明し、他のウリ科抽出物と比較して、IC50値は低濃度(0.11mg/ml)で阻害効果を示した。さらに臨床分離株を含む複数のA型・B型ウイルス株に対して幅広い阻害効果や、オセルタミビル耐性株にも増殖阻害効果を示した。この結果からWWMの阻害機構はオセルタミビルと異なる可能性が示唆された。更に、WWMJが阻害しているウイルス増殖機構は、ウイルスの吸着期(-1-0h)と感染後期(4-8h, 特に6-8h)を阻害している事が示唆された。この結果は、抗インフルエンザ物質がWWMJに複数含まれていることを示唆している。ウイルス吸着期の阻害機構を詳細に検討したBinding inhibition assayや他試験の結果から、37°C条件下における宿主細胞へのウイルス侵入(エンドサイトーシス)を阻害している可能性が示唆された。In vivoではA/PR/8/34 adaptation株感染マウスに、鼻粘膜へのWWMJの投与を行った。その結果、投与群の生存率が有意に延長することが確認された。 [第2章] WWMJに含まれる抗インフルエンザウイルス物質の検討を行うためにメタボローム解析を実施した。WWMJには多くのポリフェノールが、グリコシル化されたフラボノイドやアグリコンフラボノイドが含まれていた事に加え、8-prenylnaringeninおよび8-prenyldaidzein、Daidzein、Genistein、Biochanin、Kaempferol誘導体等も検出された。食品抽出物由来の二次植物代謝物、すなわちDaidzein、Quercetin、Luteolinは強い抗ウイルス効果を示し、IC50 値はそれぞれ 143.6、274.8、8.0 μMであった。これらの化合物の抗ウイルス活性は分子構造内の官能基によって異なっていた。そこで本研究では、食品中に含有している一般的なフラボノイド類に焦点を当て、フラボノイドクラス (フラボン、イソフラボン、フラボノール、フラバノン、およびフラバン-3-オール) の抗インフルエンザウイルス効果を分子構造の観点から議論した。 IC50 値は、それぞれ 4.9 ~ 82.8 μM、143.6 μM、62.9 ~ 477.8 μM、290.4 ~ 881.1 μM、および 22.9 ~ 6717.2 μM であり、抗ウイルス活性が確認された。フラボノイド骨格の修飾群因子(数、位置、種類)は、抗ウイルス活性に大きく関係している可能性が示唆された。さらに、Time-of addition assayにより、阻害機構がフラボノイド骨格構造によって異なることを見出した。興味深いことに、調査したすべてのフラボノイドがウイルス増殖の後期段階を共通して阻害していた。これはフラボノイドがウイルス粒子放出前のウイルス増殖事象を主に阻害していることを示唆している。オセルタミビル耐性株への有効性や細胞毒性(CC50値)の観点からも、フラボン類であるアピゲニンが優れた抗ウイルス物質であると評価した。 [第3章] 天然化合物は、将来の抗ウイルス薬開発の重要な情報源である。WWMJには多くのポリフェノールが含まれており、含有しているフラボノイド類ならびにそのプレニル化化合物の抗インフルエンザ効果に注目した。ナリンゲニンはフラバノンに分類され、柑橘類などの食品に含まれているフラボノイドである。フラバノン化合物およびその誘導体は、幅広い生理活性を有し、抗ウイルス剤としても注目されている。さらにWWMJ から同定された 8-prenylnaringenin (8-PN)を含むプレニル化化合物の生物学的・薬理学的効果が数多く報告されており、抗ウイルス薬開発戦略の重要な情報源になると考えた。そこで本研究では、プレニル化化合物を含むナリンゲニン誘導体の抗ウイルス効果を評価した。ナリンゲニン骨格A環8位・6位における修飾基の立体因子はウイルスの活性に深く関与しており、プレニル基が最も望ましい事を見出した。また、活性評価と同時に蛍光顕微鏡を用いてプレニル化化合物の細胞内取り込み量を評価した。8-PNと6-prenylnaringeninは強力な抗インフルエンザウイルス効果を示すと同時に、細胞内取り込み量が多い事を細胞内蛍光によって明らかにした。また、prenyl基の位置によって細胞内分布や細胞外への流出速度が異なる結果を得た。 本研究では、WWMJの成分やプレニル化化合物を含むフラボノイド類の抗ウイルス活性に重要な分子構造を細胞内取り込み量と共に証明した。 現在の治療薬はウイルスの複数ある増殖過程の一部を阻害するが、WWMJのように宿主細胞へのウイルスのエンドサイトーシスとウイルス感染後期(ウイルス出芽前)を強く阻害する食品は新たな阻害剤として有用であると考える。従って、本研究で得られた知見は新たな創薬ターゲットにつながるアイデアを生み出す可能性がある。doctoral thesi

    『武道伝来記』巻一の一「心底を弾琵琶の海」の検討―本能寺の変の位置づけ・明智光秀への視線―

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    天理図書館蔵『遍照発揮性霊集』建久五年点 仮名点和訓索引

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